ROE

企業は、株主に出資してもらった資金で、事業を展開していきます。


 企業は、株主に出資してもらった資金で、事業を展開していきます。利益が出れば、配当金などで、株主に還元します。株主にとっては、自分が出資したお金を効率的に増やしてくれる企業が良い企業と考えることが出来ます。このような株主資本に対する収益性を見る指標が「ROE」です。「ROE」(ReturnOnEquity−株主資本利益率)は欧米の投資家に注目されていました。日本では、1990年代の半ばから注目され始めました。PER、PBRと並んで親しまれています。
 ROEは、年間の利益を株主資本で割って算出されます。ROEは、株主が出資した資本を元にどれだけの利益を上げているかを示すものさしとなっています。ROEが高い企業ほど株主資本を有効に利用しているので、良い企業だと考えることが出来ます。
 ROEを用いる場合注意しなければならない点があります。ROEは、これぐらいなら妥当だという数値はありません。ROEが低い場合、赤字ですので、現在は、利益が見込めないと考えられます。しかし、数年後には、黒字に転じて大きな利益が見込めると株価が上がることになります。ROEだけを柱として考えるのではなく、企業の現状や将来性なども確認して銘柄を選ぶことが大切です。