重し、蓋とは

株式投資の世界で「重し」「蓋」という言葉を使うことがあります。


 株式投資の世界で「重し」「蓋」という言葉を使うことがあります。「重しをする」や「蓋をする」などは、料理を作るときなどに使う言葉ですが、株式投資においても使われることがあります。株式投資で使われる場合は、「重し」「蓋」という言葉の意味することは、「株価が上がらないこと」を指しています。これは、広い意味で使われることを意味しています。狭い意味では、「大量の指値売り注文」という意味で使われます。ですから、あまり良い意味の言葉ではありません。
 株式投資では、投資家による駆け引きが日常的に行われています。たとえば、自分の買いたい株式があるとします。その株価が105円だとします。この銘柄を105円以下で購入したい投資家は、「重し」や「蓋」がある状態に保ちます。すると、他の投資家は気配値を見て、105円で買いたいと思う人はいなくなります。株式を保有している人は、「この銘柄は上がる気配がないな」「このまま下がっていくかも」と思い、株式を売ってきます。購入を考えていた投資家は、安くなったところで、大量に買い込むのです。思惑通りに行けば、儲けが出ることが可能になりますが、考えどおりにいかない場合は、大きな損失となってしまいます。